2016年07月14日

インプラント治療花盛り 

昨今の治療技術の発達によりインプラント治療は非常に有効な選択肢の1つになっています。この事は今まで入れ歯で不自由していた方やブリッジを入れるため隣の健全な歯を削らなければならなかった人にとっては大きなメリットをもたらしています。またその成功率は適応症をしっかりと見極め基本に忠実な外科処置と厳密な滅菌環境を守っていれば95%以上といわれています。当院で治療後10年を経過したケースを見ても他の天然歯は悪くなっていてもインプラントは全く問題がないケースがほとんどです。このようにインプラント治療自体は科学的に裏付けされた安全性の高い治療と言えます。

そんな中、インプラント治療を行う歯科医院が増えいろいろなメディアでは「年間200本以上」「合計1000本以上」などその本数を競うかのように派手な謳い文句の宣伝が数多く見られます。確かにたくさん手術すればそれだけ上達するので少ないよりは多い方がいいとは思いますが、私が感じるのは本当にそれだけ歯を抜く必要があったのだろうかという疑問です。虫歯や歯周病が進行していても抜かずに残す努力をしていればそんなに数多くなるはずはないというのが私の臨床家としての実感です。実際には危なっかしい歯は抜いて早めにインプラントにした方が治療は遥かに簡単です。しかし当院ではどんなに治療に手間が掛っても天然歯に勝るものはないと考え。インプラント治療は天然歯を守るために他に選択肢がない場合の最後の手段としてとらえ天然歯の保存に最大限の努力をいたします。

posted by 木村歯科医院 at 18:55 | 医院長(木村) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする